|鼻粘膜AlleGO療法の治療症例|口腔・咽頭粘膜AlleGO療法の治療症例| 鼻粘膜AlleGO療法の治療症例女性(20歳代)
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●鼻中隔 ★鼻道 ★下鼻甲介粘膜
女性(20歳代)、10代よりくしゃみ発作や鼻漏、鼻閉などを繰り返していました。
鼻腔内粘膜の高度腫脹、変形が来たされており、美容面でも機能面でも大きく損なっていました。
これまでの薬物治療では、殆ど満足の行く効果が得られなかったため、平成15年秋に本粘膜形成術を施行し、鼻粘膜の形状は綺麗に戻されたと同時に、鼻道、すなわち空気の通り道が広くなり、諸鼻症状も著明に改善されました。
写真は、治療前と後の右鼻腔内粘膜の変化を示します。
★鼻道 ★下鼻甲介粘膜
男性(60歳代)、若い頃より鼻炎に煩わされていたのですがそのまま放置されており、数年前より殆ど鼻が通らなくなりました。また、普段より頑固な血性鼻漏も続いていました。
そして平成14年受診の際、特に左下鼻甲介粘膜の高度な腫脹やいぼ状増生による変形が認められました。
同年夏頃に本粘膜形成術を施行してからは鼻粘膜の形状も機能も順調に回復し、半年後の時点では、鼻粘膜は全く綺麗に正常化しました。
現在すでに5年以上経過しているが、再発傾向は一切見られていません。
写真は治療前と後の左鼻腔内粘膜の変化を示します。
レーザー治療と粘膜AlleGO療法との比較
レーザー治療 |
AlleGO療法 |
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治 療 前 |
アレルギー性鼻炎の鼻腔内の様子です。鼻下甲介粘膜(★)の腫脹、色調の変化、鼻水の貯留が見られます。 |
アレルギー性鼻炎にて、特に鼻下甲介粘膜(★)の高度の腫脹、色調の変化、鼻水の貯留が見られます。 |
治 療 後 |
この外科的治療では粘膜の表面から直接粘膜細胞を焼灼するため、治療後には粘膜表層の上皮の激しい損傷や破壊が来たされます。 |
AlleGO療法の場合は、粘膜表面の一か所に注射するだけですので、施術後は針孔から多少の血液(→)が染み出る程度で、大事な粘膜表層の上皮細胞はほとんど無傷のままに残されています。 |
治 療 数 週 間 後 |
治療から通常2〜3週間は火傷した鼻粘膜の表面に、多量の血性分泌物やカサブタがこびり付いています。そのためかえって局所の鼻閉感、不快感などがしばらく続きます。 |
粘膜の表面にはほとんど傷はなく、施術直後から鼻粘膜は一貫してよい状態に保たれています。もちろん、カサブタによって、鼻腔がパンパンに詰まることもありません。 |
治 療 後 長 期 経 過 |
治療後一定の期間を経てから、傷付いた粘膜は再生を図りますが、再生した上皮はあくまでも異質の瘢痕性のものであり、粘膜本来の生理機能を持ち備えていません。 そのため、時に鼻腔内の感染(→)や、変性した粘膜同士の瘢痕性癒着(⇒)による鼻腔の構造上の不自然な変化が来たされます。 |
AlleGO療法の場合は、レーザー治療に比べて粘膜に対する侵襲やストレスが極めて少ないだけに、術後の粘膜の変性や構造上の変化はほとんど抑えられます。 諸鼻炎症状(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり)の高い改善効果が得られるのは勿論のこと、粘膜自体も非常に綺麗に自然な状態に保たれ、なおかつ粘膜としての本来の働きも損なわれることはありません。 |
※当院ではレーザー治療も行っておりますので、ご希望の方はお申し付けください。
高周波電気凝固術とAlleGO療法との比較
高周波電気凝固術 |
AlleGO療法 |
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治 療 前 |
アレルギー性鼻炎の鼻腔内の様子です。鼻下甲介粘膜(★)の腫脹、色調の変化、鼻水の貯留が見られます。 |
アレルギー性鼻炎にて、特に鼻下甲介粘膜(★)の高度の腫脹、色調の変化、鼻水の貯留が見られます。 |
治 療 後 |
焼灼に比べると、凝固術では粘膜全体の損傷がより少ないように見えますが、やはり焼灼した後の粘膜の一部に強い熱損傷(→)が来たされます。 |
AlleGO療法の場合は、粘膜表面の一か所に注射するだけですので、施術後は針孔から多少の血液(→)が染み出る程度で、大事な粘膜表層の上皮細胞はほとんど無傷のままに残されています。 |
治 療 数 週 間 後 |
場合によっては、治療から数週間経ってもなおクレーターのようなえぐれた傷が残り、粘膜の痛々しさが見受けられます。 |
粘膜の表面にはほとんど傷はなく、施術直後から鼻粘膜は一貫してよい状態に保たれています。もちろん、カサブタによって、鼻腔がパンパンに詰まることもありません。 |
治 療 後 長 期 経 過 |
強いダメージを受けた粘膜の修復に、実に1か月以上もかかりました。約2か月後には損傷した粘膜はほぼ修復しましたが、瘢痕変性が強く、不自然な形となっています。 結局、アレルギー反応は軽減されましたが、その代わりに鼻粘膜本来の形状と機能を代償にするという結果になっています。 |
AlleGO療法の場合は、レーザー治療に比べて粘膜に対する侵襲やストレスが極めて少ないだけに、術後の粘膜の変性や構造上の変化はほとんど抑えられます。 諸鼻炎症状(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり)の高い改善効果が得られるのは勿論のこと、粘膜自体も非常に綺麗に自然な状態に保たれ、なおかつ粘膜としての本来の働きも損なわれることはありません。 |
※当院では高周波電気凝固術についてもご相談を承っておりますのでご希望の方はお気軽にご相談下さい。
●のどちんこ ★口蓋垂周辺の粘膜
図U-aは、以前より夜間のいびきや突然覚醒に悩まされている男性(60歳代)の初診時の写真です。口内所見にて、口蓋垂(のどちんこ●)の過長や軟口蓋(口蓋垂周辺の粘膜★)の低位が判明し、いわゆる中咽頭閉塞型睡眠時無呼吸症候群
と診断されました。
平成14年、まず過長な口蓋垂に対して一回目のAlleGO療法を日帰りにて施術したところ、約2週間で明らかないびきの改善傾向が見られました。そして図
U-b
のように、4週間後には口蓋垂の短縮効果は極めて安定した状態になりました。
その後もう一回の注射により、最終的に口蓋垂全体は正常の長さ(≒10mm)に収縮減量できました。治療してから半年後、図
U-c
のように口蓋垂は非常に綺麗な形が保たれていることが判ります。
もちろん、いびきの大きさも治療前に比べて約半分以下に軽減し、呼吸障害の検査指数(AHI)も35から26へと、明らかな改善を示しました。
口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP) |
AlleGO療法 |
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治 療 前 |
いびきおよび閉塞性睡眠時無呼吸症の口腔内ファイバー所見です。正常(約10mm)より倍以上に長い口蓋垂(のどちんこ;21 mm●)と軟口蓋(のどちんこの周囲の粘膜★)の過分な広がりや肥厚が見られます。 |
この症例も同じく、正常の倍に過長した口蓋垂(のどちんこ;20 mm●)と軟口蓋の過分な広がり(★)や肥厚により、いびき、および閉塞性睡眠時無呼吸症が来たされたものです。 |
治 療 後 |
治療は電気メスなどによって、口蓋垂とその周囲の余分な軟口蓋粘膜を直接切除減量しますので、粘膜の広い範囲にわたって開放性切創を作ってしまいます。そのため術後局所における粘膜の縫合術が必要となり、手術による侵襲や縫合糸(→)の刺激などによって、術後数週間は疼痛、出血、口腔内感染、摂食障害、呼吸苦などの問題が常に付きまといます。 |
注射後は、粘膜面の針穴から多少血が滲み出ますが(→)、開放性術創の形成はありませんので、縫合は必要としませんし、無論術後の疼痛、出血、口腔内感染、摂食障害、呼吸苦などに伴う日常生活上の支障は極めて少なく、なにより日帰り処置が可能です。 |
治 療 後 の 経 過 |
さらに粘膜の傷が治った後も、口蓋垂や軟口蓋粘膜の本来の形は、跡型もなく完全に消失しています(→)。粘膜の美容的な面、または発声、構語や嚥下などの機能的な面から見た場合、この手術はあまりにも代償が大きい印象を受けます。 |
確実な粘膜の収縮減量、整形効果が得られ、必要以上に粘膜構造体の異常変形を来たすことも少ないため、美容的にも機能的にも粘膜に非常に優しい治療と言えましょう。 |
※当院では口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)についてもご相談を承っておりますのでご希望の方はお気軽にご相談下さい。
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